『押井守に学ぶアニメ・映画』オンデマンド動画講座 Narō.tvは現在?
- Sumio Kobayashi
- 5月8日
- 読了時間: 2分
以前見ていたのですが、こちらが現在、恐らく見れなくなっています。会社そのものがもう存在しない?ようです。きちんと調べたわけではないのですが恐らく。
非常に残念ですが、一応備忘録的に概要を、うろ覚えですが書いておきます。
押井守さんの本はほぼほぼ全部購入して読んでいますし、ラジオやインタビューもできる限りチェックしていたので、そのうえで、こちらの動画講座を見て、本当に価値があるものだったなあと強く感じました。
押井さんの師匠の鳥海永行さんから「後継者を育てろ」といったことを言われていた、というのは色々なところで押井さん本人が語っていますが、押井さんのやり方はどちらかというと本などを通して色々な人に自分の考えを伝える、といった手法でした。
直接的に教育的なことはやっていないと言える押井さんでしたが(押井塾なんかもありますが)、こちらのオンデマンド講座はまさに教育的な内容でした。
驚いたのが、押井さんはアメリカの映画教育や芸術教育にしばしば見られる、なんでもスタイルや定型を作って、そこから論理的に作品を組み立てていくというやり方は嫌いなのではないかと思っていたのですが、かなり独自の考え方ではありますが、定型的な手法を紹介していました。しかもこの話は本の中でも全くしていないような内容で、まさしくこの講座のために特別に行われていたような印象です。
押井さんは話も面白いですし、芸術をやる人は影響を受けている人も多いと思いますが、まだ本やインタビューで語っていない、知らない引き出しがあるということに驚きました。
押井さんは多作家というわけでは無いと思いますが、こういった定型を考えるのは多作家の方に多い印象だったので、そういった意味でも印象的でした。あえてこれまで語っていなかったことを動画講座として出してきたところに押井さんの思惑を感じます。
押井さん本人にとってもかなり気合いを入れてこの講座を作ったはずで、それが現在見れないというのは本当に残念というか。